パンターニという海賊の話。
「水だけ飲むだけでは勝てないんだ」
世界はマルコ・パンターニを、10年ちょっと前まで存在させていました。
アダ名は海賊。プロロードレーサー。クライマー。
プロレースでは通算36勝、ジロ・デ・イタリアもツール・ド・フランスも両方を手中に押さえて、いわゆる「ダブルツール」。
世界最強のクライマーであり、今で言うところの超サイヤ人3型の坂道くんと言っても過言ではないでしょう。誰も相手が出来ない。
そんな時代
彼の時代は今から15年ほど前。その頃、さまざまなドーピング問題が勃発しまくった自転車レース業界が表に出てしまった時代でした。
ランス・アームストロングというツールを幾度と無く収めたスーパースターもその一人。
そしてそのライバルである海賊もその一人。
ツール・ド・フランス7連覇のランスの優勝は全て無に。
そういう歴史が今の自転車業界の根底にある、というのは揺るぎない事実でしょう。
今現在の某国のレーサーが強すぎるほど強いのと繋がっている、でしょう。
そんな歴史を踏まえて、
彼マルコ・パンターニの映画が名古屋で上映されます。
今池近くの単館で上映されるそうで、
これは押さえておきたい映画、といえるでしょうね。
孤独に世を去ったマルコ・パンターニのことが知りたい。
自転車の海賊がどういう歴史を辿ったのか、少なくとも僕は知ってみたい。
そんなことを思った正月でした。
さてさてさてさて
正月前から静かにしている稲沢国府宮自転車倶楽部ですが、
間もなく始動の予定です。
まずは1月8日金曜日の新年会を国府宮駅前にて。
HBNさん、準備ありがとうございます!
その後、走りだす予感。
流動的ながら一本線は通っている、
それが稲沢国府宮自転車倶楽部なのです。