358TV日誌、12月7日水曜日。私小説の始まり。

358TV日誌、12月7日水曜日。

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朝

冷え込みが始まると、脚と首に辛い鈍痛を届けてくれる。今日の名古屋の最低気温が2度。痛みがキツく感じる。苦しいながらもいつもの日課となりつつある文庫本をポケットに突っ込んでの病院。今日の出会いは玄侑宗久さん。前回の【ベラボー】が僕の中での高評価であり、畳み込もうと考えた。

この本の次に選んだのがこれだ。

賞レースを制した【中陰の花】からの次作品。お寺の御本尊の「御開帳」に関して取り巻く物語を含む中編がふたつ。向き不向きはあるのだろうが、今回はなかなかどうして入り込むことが出来なかったのは残念なこと。こういうこともある。

昼前後

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全くガードが下がった状態で連絡あり。身支度を整える。様々新しい出来事が起こり、様々新しい出来事が起こる。人生はワンチャンス

などという言葉通り、充実を自分でなるべく掘り起こすべく。道中、図書館で借りていた本を全て返却し、新たな友を連れ帰る。

夜

缶ビール、小さいのを一つと大きいのを一つ。アテはない。

森博嗣さんの【小説家という職業】なる友を一気読み。大変分かりやすく小説家への道筋が描かれていた。本を書くこと、その後の話。

そのまま、358初となる小説を紡いでみる。原稿用紙で14枚。どんどん溢れてくる。次々と出てくる文字を書き込み、書き込む。

日の目を見ることはどうかと思うが、何かが始まる予感は感じている。

そのままドーピングをして就寝。

この場に来て、魂の浄化に近い作業を手に入れた。

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